バッテリーパックは化学的、電気的、機構的な構成要素を合わせもつ複合部品です。そのため、生産工程では各構成要素が持つリスクを考慮した生産プロセスを実現するための生産技術を必要とします。さらに自動機化による人的ミスを排除し品質を一定化を目指します。バッテリーパック内部では、セルを接続する為にTABと言われる金属板を任意形状に加工しものを電極として使用しますが、このTABはセルの両電極にスポット溶接されます。このスポット溶接の技術は、セルの安全機能を損なわず、電気的特性と機構的耐性を満たすための特殊な技術です。