説明
水晶振動子は、水晶の圧電効果を利用して一定の周波数で機械的に共振する特性を持っています。この共振現象により、高精度で安定した基準周波数を生成することができます。
MHz帯水晶振動子の多くはATカットと呼ばれる結晶加工方法が採用されており、温度変化に対する周波数変動が小さく、高い安定性を実現しています。
製品を選定する際には、以下の仕様が重要になります。
公称周波数(Nominal Frequency):使用する基準周波数
周波数許容差(Frequency Tolerance):常温時の初期精度
周波数温度特性(Frequency Stability):温度変化による周波数変動
負荷容量(Load Capacitance:CL):発振回路との整合に必要な容量
等価直列抵抗(ESR):発振のしやすさを示す重要な指標
エージング(Aging):長期間使用による周波数変化量
これらの特性を適切に選定することで、通信品質やシステム全体の安定性、消費電力の最適化につながります。



